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各種の通信端末を確実に動かすためには、充電手段・電源が必要です。日頃からモバイルバッテリーなどを活用している場合は、これを非常時にも使える様にしてください。防災リュックなどに予備電源を入れておきたい場合は、10年保存しても使用できる乾電池(パナソニックのエボルタなど)による「乾電池スマホ充電器」がオススメです。 |
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住宅設備として電源を確保しにいくのであれば、住宅用太陽光発電+住宅用蓄電池の組み合わせや、PHEV(電気自動車)+V2H機器を組み合わせることで、停電時にもほぼ普段通りに電気を使うことができるようになります。この場合は安否確認において「地域は全滅したがわが家は平常通りです」という、高評価の回答ができるようになるでしょう。 |
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ただ、住宅設備による停電対策は費用が高額です。ローンを組まずにボーナス一括払い程度で導入出来る対策としては、ポータブル電源の活用がオススメです。基本的には高額になるほど「AC出力」と「定格容量」が大きくなりますが、スマホ・PC・Wi-Fiルーター程度の稼働であれば、500W程度の中型機で十分活用できます。 |
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一方、上記の機器に加えて、「何に使うか分からないが、全ての家電を動かせるようにしておきたい」という場合は、AC出力が1500W以上あるものを選べば、壁のコンセントと同じ出力を得られますので、100Vの家電は全て使える様になります。いずれの場合も、モバイルソーラーパネルなどと併用できると、より長時間の稼働ができるためおすすめです。 |
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図3:各種ポータブル電源 |
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モバイル機器につよいAnkerのポータブル電源各種です。平時からコンセントに挿しっぱなしでもバッテリーが劣化せず、また簡易UPSとして使用ができるため、在宅ワーカーにおすすめの機種となっています。アウトドアやキャンプでも活用できますね。 |
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撮影:高荷智也 機材:Anker JAPAN |
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