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メルマガ2018.7.31

■PE共済会 メールマガジン【 第30号 】


暑いです。暑すぎます。連日の熱帯夜にすでにバテ気味の方もいらっしゃるでしょう。
こんな時は、ぬるめのお風呂に浸かって、十分な睡眠をとるようにしましょう。

夏バテ予防を兼ねて今月は千葉県成田市で行われた「うなぎ」イベントに行ってきました。メルマガ後半でレポート記事を掲載しています。(今回読者プレゼントもご用意いたしましたのでぜひご覧ください)

さて、今月のテーマは「電子マネー」を取上げます。

きっかけは、最近の医療機関では比較的クレジットカードを使える場所が増えてきたと感じたことでした。ひと昔前は、「病院の支払は現金」が相場でしたね。
急なケガや病気は、時間や場所を選びません。職場やお住いの地域のクレジットカードが使える医療機関を事前に把握しておくと、いざという時の備えになるのではないでしょうか。

またコラムでは、フリーランスならではの「経費と家計」を電子マネーを使って賢く管理する方法をファイナンシャルプランナーの古川先生に教えていただきます。
それでは、今月も最後までお楽しみください。

PE共済会 事務局 藤原

古川みほの たのしい「マネ活」「電子マネーで経費と家計を賢く管理」

 夏の暑さを味方にサマースポーツを楽しまれる方、冷房の効いた部屋でまったり過ごすのが好きという方、それぞれの夏の過ごし方がおありかと思います。いかがお過ごしでしょうか。

さて、夏休みをはさむこの時期は、年末年始に次いでお金の出入りが乱れがちになる時期でもあります。特に私たちフリーランスにとっては、経費と自家消費を明確に区分管理しておかないと、来年1~3月に苦しむことになりますね。

先日PE共済会の藤原さんから、高度にキャッシュレス化された北欧の様子をうかがいました。北欧の電子マネー利用の様子についてはテレビ等で見聞きする程度でしたが、調べてみると随分フィンテックが進んでいるのですね。スウェーデンでは2017年時点で決済の98%が電子マネー。当然お子さんへのおこづかいも電子マネーだそうです。
北欧以外では、お隣韓国でも実に9割近くの決済が電子マネー。インフラの整備だけでなく、行政の後押しや国民性とも関連しているのかもしれませんね。

各国のキャッシュレス決済比率の状況の棒グラフ

スウェーデンに関して言及すると、国がここまで普及を推進した背景には、自営業者の税捕捉率アップや脱税防止が狙いとしてあるようです。逆に言えば、私たちフリーランスが電子マネーを上手に利用することで、家計の管理と納税を同時に両立できるようになります。そこで今回は、電子マネー歴30年以上の筆者が、電子マネーを賢く利用しながら経費と家計を管理するヒントについてお伝えいたします。

電子マネーは3タイプ

電子マネーは代金を実際に支払うタイミング(決済)で3つに分類できます。

経済産業省「クレジットカードデータ利用に係るAPI連携に関する検討会」第5回検討会事務局資料より抜粋 した図

上記を組み合わせたタイプもあります。例えばモバイルSuicaのように、前払いであるクレジットカードや即時払いである銀行口座引き落としによって、モバイルSuicaにチャージする場合などです。
家事使用であっても経費使用であっても、それぞれのカードの決済方法によって管理すべきポイントが異なりますので、順を追って解説してまいりたいと思います。

前払い(チャージ)タイプの賢い使い方

■特徴
Suicaなどの交通系電子マネーやnanacoなどの流通系電子マネーは、基本的に、きっぷ売り場やレジなどで現金をチャージして利用します。現金でチャージするケースが一般的ですので、他の2タイプの電子マネーよりお財布から一定額が「減った」という実感を持ちやすいのが特徴です。電子マネー初心者でも、比較的安心して利用を始められるカードと言ってよいでしょう。

■利用分の賢い管理方法
購入額を大雑把に把握したい場合は、チャージした回数を記録しておくとよいでしょう。何に使ったかだけでなく当月使ったか翌月以降使うかにあえて着目せずしないことで、面倒くさがりの方でも家計管理がしやすくなります。

費目まで管理したい方や経費分として利用する方は、使用履歴をきちんと保管しておきましょう。使用履歴はCSV形式などでダウンロードできたり、カードによってはATMやきっぷ売り場などで印字できます。印字できる件数が少なかったり、記録の保管期間が短いカードが多いので、こまめに記録する必要があります。

とはいえ忙しい毎日。しばらく印字を忘れてしまったため一定期間の入出金が消去され、レシートもきちんと保管していなかったために、その間の支出をやむなく全額家事使用とした過去が私も何度もあります。

そのような「もったいない」失態を防ぐために、家事使用と仕事で使うカードを分けたり、様々な金融機関やサービスの口座残高を一元管理できるアグリゲーションサービスを利用するのもおすすめです。

ご参考までに。私が主に利用している交通系カードでは、改札の入出記録や利用した交通機関は記録されるのですが、商品を購入した場合には「物販」としか印字されません。ですから「業務使用の交通費」と「家事使用の物品購入」に使っています。対象のカードが使えない場合にはクレジットカードを使い、最終手段として現金払いするようにしています。

以前はチャージした分から各費目に振り分けるように入力していましたが、面倒なので、最近は履歴をCSV形式でダウンロードし、確定申告の時期にはバス代とか電車運賃といった費目ごとにソートした上で、複式簿記で青色申告用ソフトに入力しています。毎月入力すべきなのですが、私は確定申告の時期に1年分まとめてひたすら入力するので件数も多く大変です。

また、アグリゲーションサービスに全ての記録を把握されるのがなんとなくイヤなので、複数のサービスを利用し、1つのサービスに全ての口座を登録しないようにしています。

即時払いタイプ(デビットカード)の賢い使い方

■特徴
今年2月、日本の三大メガバンク(三菱UFJ・みずほ・三井住友)が規格を揃えることとなったという報道がありました。QRコードによる決済やApplePayなどのNFC(非接触型ICカード技術)、加えて銀行のキャッシュカードに決済機能を持たせたデビットカードが即時払いタイプの電子マネーに分類されます。

デビットカードは「銀行のキャッシュカードで、現金を引き出さずに買い物ができる機能」とお考えください。デビットカードに対応しているスーパーで銀行のキャッシュカードを出し「一括払いでお願いします」と言って払うと、その瞬間(異なる場合も一部あり)代金が口座から引かれます。

銀行が加盟している機関によってVISAデビット、JCBデビット、J-Debitという3種類があり、それぞれ店舗によって使用できたりできなかったりします。使う人の年齢もそれぞれ  15歳以上、16歳以上、制限なしとなっており、アルバイトで貯めたお金を小遣いとしてコンビニなどで使う、といった高校生以上の方にも適したしくみと言えます。
なお、不正利用に遭った場合の補償額はカードによって様々です。100万円程度としているところが多いようです。

■家計管理
決まったスーパーやお店で、ほぼルーティンの買い物を予算内で管理したい場合に適しています。毎月の予算分だけ口座に残すようにして使いすぎを防ぎましょう。

ただし、同じ口座から公共料金や通信費などを引き落としするような場合、デビットカードでうっかり使いすぎ残高不足で引き落としがかからなくなってしまうことがあります。住宅ローンやクレジットカードといった債務の返済のための引き落としができないと、個人信用情報機関に「滞納」の記録が残ってしまいます。

こういったことを防ぐには

①引き落とし口座とデビットカードとして使う口座を分けておき、使ってよい金額だけをデビットカードの銀行口座に残すようにする
②銀行口座に定期預金をしておき、残高不足の場合には定期預金から自動貸し越しする

という方法がおすすめです。②の場合、自動貸し越しを放置すると利息がかさんでしまうので、早めに普通預金口座に入金しておきましょう。

■経費管理
デビットカードは前払いカード同様、まとめて支払った金額しか把握できません。一度に数点を購入する場合には費目ごとに支出の内訳を管理する必要があるため、レシートの保管が必須です。経費管理の向き不向きはケースバイケースです。

後払いタイプの賢い使い方

■特徴
国内でも一番歴史があり、利用者も多い電子マネーがクレジットカードです。クレジットは「信用」という意味です。カード会社が代金を立て替えても、翌月など決まった時期にちゃんと「返済してくれる人」に対してカードが発行されます。ですから滞納が続いたり、法的な債務整理を行ったことで決まった返済ができなくなれば、分割払いなどの「期限の利益」が無効となり一括返済を求められます。債務整理したカードはもちろん、他のカードも更新ができなくなることが多いですし、個人信用情報機関へのブラックレコードにより他の会社のカードも発行されません。ガタついたお金の信用は数年先まで残りますので注意が必要です。

■家計管理
3つのタイプの中で一番家計管理がしづらいカードです。理由としては、後払い、つまり借金であるため使い過ぎやすい点と、現時点で実際いくらをカード会社に立て替えてもらっているのか明細などを見ないと把握しづらい点にあります。特にリボ(ルビング)払いを多用している方は注意が必要です。リボ払いは限度額内でいくら買い物をしても、毎月の返済は定額(または定率)です。ポイントやマイルが貯まるという誘惑もありますし、ネットショッピングであれば送料を無料にするために「せっかくだから」と不要不急な買い物を追加してしまいがちです。

ところで、総量規制後は少なくなりましたが、キャッシング(ATMなどで現金を借りる)枠があるクレジットカードを多く持っていると、希望する金額で住宅ローンが組めなくなることがあります。住宅ローンを審査する銀行等は、この人は今すぐキャッシングによりいくらのお金を借りられるから、と判断するためです。キャッシング機能は海外旅行の際にとても便利です。現地のATMを利用すれば現地通貨で現金を引き出せます。ですが、住宅ローンなど大きい金額の借入を予定している方は、キャッシング枠をゼロにしたり必要最小限に変更するか、不要なカードを解約しておくことをおすすめします。

賢い使い方としては、水道光熱費などの固定費、一部の税金(自治体による)のように、時期と金額がほぼ固定されている支払いに利用するのがおすすめです。家電や旅行などまとまった金額の買い物をする場合は、その分のお金をちゃんと貯めてから利用しないと痛い目に遭うので気を付けましょう。なお一般的なクレジットカードは、1回払い、2回払い、ボーナス1回払いには手数料がかかりません。ボーナスの無いフリーランスでもボーナス1回払いを利用できますよ。

■経費管理
よほどPC回りを超絶充実させてしまうということがない限り、一般的に経費のためにクレジットカードを使いすぎるというケースは少ないでしょう。その意味で、経費としての支出に利用を限定するのもアリだと思います。
買い物をする時、経費分と家事使用分をまとめて買うと、後で仕分けが面倒です。レジでは「これとこれを別の会計で」と言える勇気を持ちましょう。

なお、モバイルSuicaのようにクレジットカードから前払いタイプのカードにチャージする場合、チャージ分についてはクレジットカード側にポイントやマイルが貯まらない、つまりクレジットカードと前払いタイプのカードそれぞれのポイントを「両取り」できないケースもあります。ポイントを両取りするつもりでクレジットカードからチャージしていた方は、一度クレジットカードのホームページ等で確認されることをおすすめします。

それでも「にこにこ現金払い」をおすすめしたい方

電子マネーは現代社会の決済手段です。これからもますますいろんな方法が生まれてくることでしょう。国としても、2020年の五輪に向けて経済産業省を中心に「キャッシュレス決済」を積極的に推進しています。
一方で、電子マネーは「見えないお金」としての怖さもはらんでいます。現金であれば、お財布の重たさや実際の出し入れにより使った実感が得られますが、電子マネーはほんの一瞬「ぴっ」だけです。1円の買い物でも100万円の買い物でも「ぴっ」でおしまいです。 手軽ですし現金を奪われる心配という意味での防犯にも役立つ電子マネーですが、いくら使ったのか、いくらまで大丈夫なのかを把握しにくくなりがちです。ポイントやマイルに目を奪われて身の丈以上の買い物をしそうという自覚のある方や、(住宅ローンや奨学金といった目的が限定されている債務を除き)年収程度の借金がある方には、現金払いがおすすめです。

ご参考:「キャッシュレス先進国 北欧で見た、考えた」 出典:NIKKEI STYLE
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO25792830X10C18A1000000

PE共済会では、本コラムを担当されている「暮らしのお金の保健室 古川みほ」先生へのライフプランニングを希望される方を募集中です。
ご希望の方は具体的なご相談内容を添えて、PE共済会事務局(kyousaikai@mcea.co.jp)宛にメールタイトル「ライフプランニング希望」をつけて、ご相談内容をお送りください。

< 執筆者のご紹介 >

暮らしのお金の保健室 古川みほ
暮らしのお金の保健室 代表 http://www.fpmiporin.com/
旅行会社、電話会社、保険代理店、損害保険会社、投資顧問会社、生命保険会社に勤務後、 2000年にフリーランスとして独立。生涯の生活設計・家計診断・保険の見直しを専門とし、相談、講師・講演、FP養成講座テキストなどの執筆および監修を行う。
特定の企業に所属せず代理店契約も一切しない数少ないファイナンシャル・プランナーである。
帝京大学非常勤講師、NPO法人FPネットワーク神奈川理事長として学生、社会人、失業者に向き合う一方、生活支援相談相談員、生活困窮者自立支援法に基づく家計支援相談員として、生活困窮者や精神障害を持つ方への相談や支援も精力的に行っている。

PE劇場「Go!Go! モヨ太くん」

漫画<百万 友輝>

ご自身での健康管理は、フリーランスの基本です。
ですが、いざ大きな病と向き合う際には、事前の備えがとても重要になります。
詳しくは コチラ をご確認ください。

今どき!?電子マネー体験レポート

PE共済会事務局藤原です。みなさん、電子マネー、お持ちになってますか?プロエンジニアの方々でしたらすでに実生活で利用されている方もいらっしゃるかも知れません。
今回は、私生活では電子マネーとほぼ無縁の私が、プロエンジニアの皆さまに近づくべく、現代的な消費生活を送る第一歩として、初心者でも安心して使える交通ICカード「Suica」で何ができるのかを実体験を行ったレポートです。

◇銀座編

今回の調査は、手始めに東京を代表する商業の中心地「銀座」で行います。デパートやブランド店がたち並ぶ高級エリアではたして「Suica」は使えるのでしょうか?

銀座でデパートと言えば、やはり四丁目にある銀座三越。取り扱う商品は、衣料・生活用品だけではありません。いわゆるデパ地下には、おみやげ物や食料品を扱うフロアもあります。もしかしたら、こちらでは使用が出来るのではと期待しお伺いましたが、全館現金・クレジットカードオンリー。残念です。

やはり百貨店は難しいかもと思いつつ、昨年オープンした「銀座シックス」ではどうでしょう。こちらは複合商業ビルとして、百貨店とは趣が違っています。衣料品などブランドショップ以外にも、観光案内所、能楽堂まで併設されており、やや期待が出来ます。ですが、結果はローソン・スタバ・蔦屋書店程度しかまだ使用が出来ないようです。ナルホド、なかなか難しいですね。

次は映画館に行ってみましょう。「ヒューマントラストシネマ有楽町」なんとこちらはクリアです!次は小さな子供連れでも楽しめる銀座博品館。こちらはTOYパークは使えましたが、劇場は使用不可でした。では、最近年配客だけでなく観光客なども立ち寄るスポット、歌舞伎座はどうでしょうか。観劇のチケットの決済は現金のみ。そうでしょうね~。やはり伝統ある劇場では難しいですね。ですが、東銀座駅と最近つながったお土産物売場ではほぼ使用が出来ました!(少しずつ進化しているのですね。) やはり、銀座はなかなか手ごわいぞということで、今度は別なエリアへ移動し調べてみたいと思います。


◇上野(アメ横)編

さて、次は交通要所のひとつである上野「アメ横」での検証をしてみます。
皆さんご存知の通り、年末の買い出しの風景がテレビなどでも中継されるアメ横通りは、JRの架橋の脇とガード下、約500mの間に400店舗ほどのお店がひしめく商店街です。最近はアジアなど外国からの観光客も目立つようになりました。

かつてアメ横入り口にずらっと並んでいた魚屋さんなどの数は減り、串焼き屋さんなど外国人向けのお店がかなり良い場所に店舗を構えています。ひとつひとつのお店自体は小さなものばかりなので、維持コストのかかる電子マネーは難しいかもと思いきや、ありました!外国人向けのお土産屋さんに。でも、日本人にはあまり馴染みのない「支付宝」の文字。

そのあとも幾つかのお店をあたってみましたが、使える所はかなりの割合で中国の電子マネー「AliPay(支付宝)」や世界一発行枚数の多いと言われている中国のクレジットカード「銀聯(ギンレイ)カード」仕様になっており、奥に進んだ革細工や洋服屋さんなどにやっと見慣れた「VISA」「MASTER」などがひっそりと表示してあります。

侍のイラストと国旗が描かれたのぼりの写真

もちろん「Suica」などの日本の電子マネーの表示はどこにもありません。
ですが食品などを扱う小さな商店はやはり現金のみの取扱いです。
外国人の方は、日本円でお買い物をしてるの?と思いきや、アメ横センタービルを過ぎたあたりに、何やら見慣れない旗が立っています。
近づいていくと、「SAMURAI」の文字。
なんと、通常の店舗の一角に外貨両替所が出来ている!!
名付けて「SAMURAI EXCHANGE」。(https://samurai-exchange.com/)
東京都内を中心に数店舗を展開しており、お買い物直前に商店街の中で外貨を両替することが出来ます。
また店舗により、荷物の一時預かりなどもしてくれるそうで、旅先ではとても重宝しそうなショップです。
なるほど、外国の方々もこれでアメ横でのショッピングを楽しめるのですね。


◇成田編

上野で思った以上の変化が見られたので、今度は空の玄関口、成田まで足を伸ばしてみました。もちろん、「Suica」を使っての移動です。上野駅から京成スカイライナーに乗車、成田空港第2ターミナル駅で乗り換えていよいよ成田へ到着です。

「成田山」こと成田山新勝寺は、今年開山1080年を記念する年だそうで、10年に1度の様々なイベントが行われているようです。伺った日は、ちょうど成田「うなぎ祭り」が開催されており、参道沿いにのぼりが立てられ賑わいを見せています。
成田でなぜ鰻?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。江戸時代、江戸から行ける観光地として成田参詣の人気は高く、参拝客を鰻でもてなしたのが始まりだそうです。
現在でも、成田には数多くの鰻屋さんがあり、こうしてうなぎ祭りは毎年土用の丑の日に合わせ45日間(8/26まで)開催されています。参加されているお店の中で電子マネーは使われているでしょうか。参道をお散歩しながらお店の様子を覗いてみましょう。

上野の露店というほどではありませんが、やはりこちらも小さなお店が多く、あまり電子マネーの利用は少なそうです。外国人観光客にも人気のスポットのため、こちらでも中国系の電子マネーが強いのかと思いきや、殆どの店は従来のクレジットカードと現金のみ。(こちらにも参道途中に外貨両替機が設置されている店舗がありました)
そんな中でも幾つか「Suica」の表示を見つけ立寄ったお店をご紹介します。

成田柳谷本店、藤倉商店、うなぎ成田「新川」の写真

・成田柳屋本店
百年前から参道入口に近くにある羊羹屋さん。
新勝寺の精進料理の一つとして出された「栗かん」をヒントに作られた羊羹が有名です。こちらで「成田まつり茶」と羊羹でチャージです。

・藤倉商店
成田ではもともと竹細工が盛ん。うなぎを捕獲する「ず」も扱っている、藤倉商店のイチオシは、「鬼おろし」という大根おろし器。
竹の歯で粗くおろすことで大根の中にうま味と栄養分が閉じ込められ、料亭並みの大根おろしになると評判です。

  

・うなぎ成田「新川」
成田に数店舗ある活鰻卸問屋直営のお店です。電子マネーが使えるお店は、イオンモール成田富里店にある店舗だけだったため、こちらでうな重をいただきました。脂ののった大きめの身はふっくらやわらか。
タレも濃い目で美味しかったです。リーズナブルなお値段ですが、貴重なうなぎ堪能させていただきました。


◇まとめ
今回は、電子マネー初心者でも使いがっての良い「Suica」のみを限定してのチャレンジでしたが、大型店舗・チェーン店での設置がほとんどで、小さなお店では利用が出来ませんでした。幾つかのお店でも聞いてはみましたが、やはり導入コストの問題は大きいなと感じました。QRコードを使った決済方法ならこういった問題にも対応が出来、一気にキャッシュレス化が進んでいく気がします。 また、何かしら動きがあればご報告をさせていただきたいと思っています。

今回の成田散策で電子マネーで購入した商品を抽選でプレゼントしちゃいます!!
プレゼント1 大根おろしが劇的に美味しくなる大根おろし器、藤倉商店の「鬼おろし」  1名様
プレゼント2 飲んだら長生き?蔵元直売店「長命泉」の「成田の利き酒セット」     1名様
プレゼント3 夏の仕事疲れにスッキリ爽やか「うなぎコーラ」ほか地元清涼飲料のセット 1名様

PE共済会あて(kyousaikai@mcea.co.jp)件名を「電子マネーレポートプレゼント」として、希望する番号とともにお申し込みください。
締め切りは、8月20日(月)。皆さまのご応募をお待ちしています!!

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今月のクイズ

正解者の中から抽選で「Amazonギフト券 1,000円分」をプレゼント!!
ご家族の方からのご応募もお待ちしております。
【締め切り】8月20日(月)

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