メルマガ2019.4.26
■PE共済会 メールマガジン【 第39号 】
こんにちは。ファイナンシャルプランナーの古川みほです。
4月1日に発表された新元号「令和」がもうすぐスタートします。大型連休ど真ん中のスタートですから、交通機関などに影響が無いといいですね。
さて、先月は確定申告、お疲れ様でした。私たちフリーランスの多くが毎年この時期思うことといえば「どうにか節税できないものか」。適切に経費を計上し、小規模企業共済も掛けてます。生命保険料控除も枠いっぱい使ってます。メリットラインまでふるさと納税もしました。ちょびっとだけど付加年金も掛けています。他にどうやったら節税できるんだろう?
今回はiDeCo(個人型確定拠出年金)をしている人としていない人のシミュレーション比較をしてみました。来年の確定申告だけでなく、将来設計のヒントになると幸いです。
国民年金基金連合会のホームページを見てみると
つまるところ、国の息のかかった積立年金制度という位置づけです。iDeCoの最大のメリットは、掛け金の全額に所得税・住民税が課税されないという「節税」にあります。ですから、扶養控除内でパートをしているような税金がかからない働き方をしている人には節税メリットが無い一方で、収入が多い方ほどそのメリットを多く享受できるというわけです。
詳細は次をご参考になさってください。
iDeCoについてのサイトはたくさんありますが、現在一番正確なのが国民年金基金連合会のサイトです。厚生労働省のサイトもシンプルで、大枠をつかむのに良いサイトだと思います。 |
ところで、iDeCoにも注意点があります。主な注意点を2つご紹介いたします。
1つ目は、運用資金は60歳まで引き出せません。脱退一時金を受け取れる要件に該当、もしくは、障害を負ったり亡くならない限り解約できない点です。でも60歳までの長い間に掛け金を払いづらい状況になることもあるかもしれません。そんな時は最低5,000円まで掛け金を引き下げたり一時休止することができます。とはいえ一時休止している間にも口座管理手数料はかかり続けることは知っておきましょう。
もう1つは、運用次第では元本割れすることもある点です。iDeCoの掛け金をどういった金融商品で運用するかは自分次第です。安全確実な運用商品ばかりだと増えないばかりか、口座管理手数料と相殺されてマイナスになることもありますし、値動きの大きい外貨建てや株式投資信託ばかりだと、値下がりすることもあります。iDeCo以外の運用先を含め、自分に合った運用をすることが肝心なのですが、なかなか難しいですね。特定の商品を勧めない書籍などで少しずつ勉強されることをおすすめします。よろしければ過去のメルマガ記事「第19号・おっと困った!今年収入増えそうだ~フリーランスITエンジニアのFP相談(ほぼ)実録~ 」もご参考になさってください。
個人的には、金融商品の販売を行わないけど詳しい、ファイナンシャルプランナーに相談するのがベストだと思います。
では、ベテランの50歳の方ではどうでしょうか。年収は500万円としました。
PE共済会では、本コラムを担当されている「暮らしのお金の保健室 古川みほ」先生へのライフプランニングを希望される方を募集中です。
ご希望の方は具体的なご相談内容を添えて、PE共済会事務局(kyousaikai@mcea.co.jp)宛にメールタイトル「ライフプランニング希望」をつけて、ご相談内容をお送りください。
暮らしのお金の保健室 古川みほ
暮らしのお金の保健室 代表 http://www.fpmiporin.com/
旅行会社、電話会社、保険代理店、損害保険会社、投資顧問会社、生命保険会社に勤務後、 2000年にフリーランスとして独立。生涯の生活設計・家計診断・保険の見直しを専門とし、相談、講師・講演、FP養成講座テキストなどの執筆および監修を行う。
特定の企業に所属せず代理店契約も一切しない数少ないファイナンシャル・プランナーである。
帝京大学非常勤講師、NPO法人FPネットワーク神奈川理事長として学生、社会人、失業者に向き合う一方、生活支援相談相談員、生活困窮者自立支援法に基づく家計支援相談員として、生活困窮者や精神障害を持つ方への相談や支援も精力的に行っている。
この企画は、PE共済会が「異文化交流」をキーワードに勝手に厳選した、ご当地「おみや」を持って、各地のPE-BANKコミュニティにおじゃましお届けするというものです。今回は、久しぶりの東京本社所属、高尾氏率いるコミュニティ「.NETラボ」編です。
.NETラボは、マイクロソフト系の技術コミュニティで、クラウド系からIoT系の技術まで、多岐にわたる内容を扱っています。コミュニティに参加している主要メンバーは、 Microsoft MVP受賞者で構成されており、代表の高尾氏は、 日本でも数少ない9年連続のMVP受賞者です。
◆ Microsoft MVPとは
Microsoft MVPは、Microsoft社員またはMicrosoft MVPの推薦による応募の後、Microsoftから認定される1年間限定のアワードです。日本には250名程度の認定者がおり、Summit(Seattle Redmond Microsoft本社)への招待、Visual Studio with MSDN Enterprise editionの無償提供など開発者にとって多くのメリットがあります。
まず、コミュニティご紹介の前に、先月にマイクロソフト本社(アメリカ、ワシントン州レドモンド) で行われたMicrosoft MVP Global Summit 2019 (以下「Summit」)での様子を、帰国したばかりの高尾氏にお伺いしました。
今回、3月15日から3月23日の日程で、Microsoft MVP Global Summit 2019 (以下「Summit」)に参加してきました。 Summitへの渡航費は自己負担ですが、4日間のホテルと食事代をMicrosoftが負担し、全世界から500名以上のMVPが参加するプライベート・イベントです。
開発者カテゴリーでの受賞の場合、VisualStudio、.NET、HoloLens、Azure、AIなどMicrosoft Developersサイトで公開されているような技術に関して、さらに次年度(Microsoftの会計年度2019年7月~2020年6月分)の製品戦略も含めた技術の方向性を知るうえでの貴重なイベントとなっており、そのため全セッションがNDAとなっています。 |
NDAの関係からSummitのコンテンツは紹介できませんが、それと同様に重要なことがコミュニケーションです。Expediaなどを利用することで、期間中(17日:プレDay、18日~20日:本編、21日:ポストDay)に加え、自分で旅程を組み立てることが容易になり、現地の人と直接コミュニケーションをとることが可能です。そのため15日16日は観光に充ててSing alongという形式の歌える映画上映方式で「ボヘミアン・ラプディ」を観ることができました。
アルコールを購入する際は必ずIDの提示を求められます。ビールとホットドックを購入し、パスポートを提示したら「ありがとうございます」と日本語で返されました。そういう簡単なコミュニケーションでも心が温まるものです。 |
プレDayにはアジアのMVPが集まってゲームを行うようなイベントもあります。お互いネイティブではないので、積極的に英語を使ったコミュニケーションを行うことができます。 期間中は8時30分からのセッションに参加するために、ホテルを出発するのは7時になります。6時には起きて朝食をとりますが、それでも期間中3日間はみな連日パーティへも参加しています。 |
つづいて、先日お伺いした.NETラボ勉強会3月開催の模様をお送りします。
3月23日(土)、会場は日本マイクロソフト品川本社 31Fのセミナールームで行われました。
この日も、各分野のMVPたちのセッションが用意されていましたが、中でも印象に残ったのは、現役高校教諭で、日本で唯一MVPをお持ちのホチキス先生こと松本吉生さんの「赤裸々に語る高等学校の情報化とプログラミング教育」です。およそ20年間、高等学校の情報化と情報教育に携わってきた様子と、いよいよ来年から始まるプログラミング教育の課題についての熱いセッションでした。終了後も、参加者からたくさんの質問が飛び出し、この分野の関心の高さがうかがえました。
さて、今回お持ちした「おみや」は「白バラコーヒー」(販売元:大山乳業農業協同組合)。あまりの人気に地元鳥取ではグッズが販売されるほど。気になるお味は、コーヒー・牛乳(生乳70%)・糖分以外の成分を使わないシンプルなコーヒー牛乳で、少し甘めですが、コクのある飲みごたえのある一品です。西日本では、比較的入手しやすいようですが、東日本ではあまりお目にかかることはないのでは、ということで今回選ばせていただきました。 .NETラボにご興味を持たれた方は、下記へお問合せください。 |
【.NETラボ】2009年5月より活動をしているMicrosoft系の技術者勉強会です。「誰でも発表者になれる」をコンセプトに毎月活動を行っているので、5分間のライトニングトークスから発表者デビューをして50分、70分のセッションを行っている方もたくさんいらっしゃいます。その実績からMicrosoft MVPになった複数名も参画しており、グリーティングアワーではお菓子とジュースで他の参加者とも気軽にお話していただける時間も設けておりますので、初参加の方も気軽に参加できる勉強会です。https://dotnetlab.connpass.com/
冒頭でもお伝えしましたが、今回は事務局藤原オススメのゴールデンウィーク中「おひとりさま」でも十分楽しめる、都内スポットを2つご紹介いたします。
【 文壇カフェ 】 ◆ BUNDAN COFFEE & BEER |
【 森ビルデジタルアートミュージアム 】 ◆ #teamLabBorderless |
さて、兎にも角にも10連休。比較的お天気も良く快適に過ごせそうです。みなさま良いゴールデンウィークをお過ごしください。
ご当選者の方には、配信日より3営業日以内にPE共済会事務局よりメールにてご連絡いたします。
万が一、メールが届かない場合は、お手数ではございますが、登録いただいた連絡メールアドレスよりご連絡ください。
一部の数字に「変換」を行います。
正解者の中から抽選で「Amazonギフト券 1,000円分」をプレゼント!!
ご家族の方からのご応募もお待ちしております。
【締め切り】5月19日(日)
※クイズの回答はメルマガ本文にございますリンクからのみ受け付けております。
新元号とともにいよいよ新しい時代がやって来ますね。PE共済会は30周年を迎えたPE-BANKと力を合わせて平成の時代を歩んできました。
これからもプロエンジニアの皆さまが、安心してご活躍いただける環境を整え、充実したプロエンジニア生活を過ごしていただけるよう、傍らで応援し続ける所存です。これまでの感謝を申し上げますと共に、今後ともよろしくお願いいたします。
PE共済会 事務局 藤原
〒108-0074 東京都港区高輪2-15-8 グレイスビル泉岳寺前
フリーダイヤル:0120-994-824 / 一般回線:03-6386-3531
E-mail:kyousaikai@mcea.co.jp
URL :https://pe-kyousai.jp/
*ご意見・お問い合わせはこちらまでお願いいたします。
元号の変わり目ととともに、明日からいよいよ大型連休に突入します。10連休という方も少なくないと思いますが、予定は決められていますか?
先月、メルマガ内でみなさんのゴールデンウィークの過ごし方についてアンケートを実施しました。
意外にも、「旅行・遠出」と答えられた方は12.5%と少なく、もっとも多かったのは「趣味に集中」の25.0%。続いて「近所へのお出掛け」20.8%、「帰省」16.6%でした。だれと過ごすかとの質問には「家族」以外に「自分のみ」という答えも比較的ありました。
そこで今月は、予定をまだ決めていないという方にも役に立つ、ゴールデンウィークひとりでも遊べる都内のスポットを調査してきましたので後半にご紹介します。それでは、今月も最後までお楽しみください。
PE共済会 事務局 藤原