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メルマガ2022.4.22

■PE共済会 メールマガジン【 第65号 】

< 共済まんが >「がんばれ! PE(ぺー)助 」
普段からプロジェクト内の情報収集に余念がないPE(ペー)助。その姿があまりに熱心なためにある疑惑が。。(まんが 百万 友輝)
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暖かい日差しが心地よい季節になりましたね。みなさんいかがお過ごしですか?
春は新生活で気持ちがワクワクする反面、一方では気分の低下や倦怠感といった身体の不調を感じる方も多いようです。もしかしたら、気象や環境の変化で自律神経のバランスが乱れているのかもしれません。
そんな時は、1日に何回か意識的な呼吸を行ってみましょう。鼻から息を吸い、口から息を吐き出す「複式呼吸」をゆっくりと行うだけで、自律神経をリセットして整えるのに役立ちます。免疫力向上にも効果がありますので、習慣にすると良いのではないでしょうか。
さて、今月のコラムは「婚活」がテーマです。「あと一歩が進まない」とパートナーとの関係に悩んでいるアナタへ。婚活伝道師である筆者の体験談に基づいた応援メッセージをお贈りします。今月も、ぜひ最後までお楽しみください。
PE共済会 事務局 藤原
大宮冬洋の「婚活入門」
仕事ではライバルに勝つことも必要。
でも、結婚は「負けるが勝ち」が正解です
フリーライター 大宮冬洋
「メリット、デメリット」で考えたら結婚はデメリットばかり!?
 結婚ってデメリットばかりが目につきます。生活習慣が違う人と一緒に暮らすのは何かと気苦労が多いし、そもそも引っ越しするのが面倒臭いのです。慣れ親しんだ町から離れたり、場合によっては仕事場からすごく遠いところに住むことになったり……。
 子どもがいたらさらに大変です。自分の時間はほとんどなくなるだろうし、教育費などにもお金がかかるでしょう。子どもがいなくても、お互いの親きょうだい親戚との関係が難しかったりします。老いていく自分の親の世話だって難題なのに、相手の親のことまで考えなければなりません。
 夫婦喧嘩がこじれて離婚をする可能性も少なくありません。まさに人生の大失敗です。祝ってくれた人に申し訳ないし、精神的にも経済的にもダメージを受けます。ちなみに僕(大宮)は離婚経験者です。相手の姓に変えていたので、もう一度「大宮」に戻すのが億劫でした。パスポートの名義を二度も変更していたので、海外旅行をしたときに入国審査官からやたらに不審がられた経験もあります。
結婚とは変化を楽しみ、みんなの長期的な幸せを図るための制度
 すみません。結婚の勧めを書くつもりだったのに、なんだかネガティブなことばかりを並べてしまいました。僕が言いたかったのは「現状維持や短期的な自己利益を基準にしたメリットとデメリットを考えたら結婚はデメリットばかり」ということです。
 逆に言えば、変化を楽しむ姿勢を持ち、自分を含めた周囲の長期的な幸せを願うならば、赤の他人と家族になるという結婚は素晴らしい制度だと思います。そこから得られる深い安心や面白さからすると、「メリット、デメリット」という言葉が安っぽく感じるほどです。
 離婚で凹んでいた僕も10年前に再婚しました。妻の都合に合わせて東京から愛知に引っ越すなどの苦労がありましたが、今では穏やかに過ごせています。食事、服装、住環境、人付き合い、仕事への取り組み方などのすべてが良い方向に変わったのです。慢性の頭痛が消え、肌艶まで改善しました。
 田舎育ちの妻からいろいろ教えてもらった部分もあります。でも、多くは僕自身と妻も含めた他者との「化学反応」の結果だと感じています。都会での独身一人暮らしも楽しかったけれど、現在のような面白い生活があるとは想像もできませんでした。
現代の企業社会で生き抜くためには「他人に勝つこと」も重要
 話は変わりますが、良い仕事を続けるためには「他人に勝つ」ことがけっこう大事ですよね。競合他社や同僚よりも優れた成果を出し、顧客をつかみ、業界内や社内ではプロフェッショナルとして評価されなければなりません。
 そのためには企画力やリーダーシップも重要です。誰かの指示がなければ何も動けないのであれば、いつしか機械やより安い労働力に仕事を奪われてしまうでしょう。「自分はこれをやりたい。会社としても、このような理由でこうすべきだ」と自己主張をすることも時には必要です。
 そんなことは僕に言われなくても日々の仕事で痛感していますよね。案件を重ねるごとに自信がつき、自分なりの段取りや交渉術も身についてきます。そして、ますます成果を出しやすくなる――。これこそ働く喜びでしょう。
仕事で学んだ「勝ちにいく姿勢」を恋愛や結婚にも適用していませんか?
 競争社会を勝ち抜くためのスタンスとノウハウ。無意識のうちに恋愛や結婚にも適用してしまう人が少なくない、と僕は取材を通して感じています。
 デート場所でスマートな立ち振る舞いができる、一緒に暮らすための様々な手続きを的確に進められる、などは仕事で得た経験と知識を大いに使ってよいのです。しかし、あなたの目の前にいる恋人は、「攻略すべき優良顧客」でも「手ごわいライバル」でもありません。あなたを理解してくれて、信頼もしてくれる人のはずです。
 最初のうちは恋の駆け引きがあるかもしれません。でも、大人になればなるほど駆け引きなどはせず、むしろ「惚れたら負け。だけど負けるが勝ち」を覚えるべきでしょう。それを実践できるか否かが結婚に進めるかどうかの分岐点だと思います。
感謝し合い譲り合っていると、こだわりや不安は自然と解消していく
 結婚を交渉事のように考えてしまうと、自分が得をしたり楽だったりする方向に行こうとしがちです。住み慣れた地域から出るのは誰だって嫌だし、家事は面倒だし、お小遣いは減らしたくありませんからね。
 でも、ここで結婚相手にできるだけ譲るのです。すべてを相手に任せるという意味ではありません。好きな人が安心して伸び伸びと暮らせることを念頭に置く、ぐらいの意味です。あなたが好きになるほどの人には、そんな温かい気持ちはきっと通じます。そして、相手もあなたに譲ってくれるでしょう。
 感謝し合い譲り合って前に進んでいると、いろいろなこだわりや不安が解消していくことも少なくありません。全国どこでも日本語さえ通じれば(人によっては外国でも)楽しく住めるとわかったり、片付けや料理が意外と得意な自分に気づいたり。大人2人が本気で協力すると、驚くほどいろんなことが解決できるものなのです。
 ちなみに我が家は共働きで、愛知県蒲郡市の駅前で住んでいるマンションの家賃は東京都内の半額ほどです。引っ越してから数年間は出張などでいろいろ出費がありましたが、取材や打ち合わせのほとんどがオンラインに切り替わった今では交通費や交際費が激減。自由に使えるお金は独身時代よりも増えました。人間万事塞翁が馬。意外と何とかなるものだと感じています。
結婚はハイリスク・ハイリターンの投資。そのリターンの内容とは?
 ここでの「負けるが勝ち」は、「負けたふりをして最終的には勝つ」という戦略を説いているのではありません。誰かに勝つのではなく、変化を恐れるあまりローリスク・ローリターンの道を選びがちな自分に勝つ、と言ってもいいでしょう。
 冒頭で僕は「結婚はデメリットばかり」と書きましたが、寝食をともにする配偶者からは最悪の場合はこっそり殺されかねません。僕は妻が作る料理をいつも美味しく食べているのですが、妻からは「疑いもせずにパクパクとよく食べるね。私が毒を入れたらあなたは即死だよ」と笑われています。うーん、確かにリスキーな行為をしているなあ。
 結婚は確かにハイリスクだけど、想定外のハイリターンがあります。物質的、経済的なものではなく、「他者に譲り、他者を愛することで変化していく自分を楽しめる」というリターンです。自分一人では決して得られなかったような面白い人生を送ることができるのです。
 余談ですが、PE共済会の「結婚祝い金」が今までの10倍の30万円に変更(ただし、対象は40歳未満の場合。40歳以上は従来の3万円)に変更されたそうですね。明らかな経済的メリットですが、結婚相手やその家族、友人などがより健康に幸せになるためにこのお金を使ってみたらどうでしょうか。それができればあなたの人生は成功したようなものです。
 余談ですが、PE共済会の「結婚祝い金」が今までの10倍の30万円に変更(ただし、対象は40歳未満の場合。40歳以上は従来の3万円)に変更されたそうですね。明らかな経済的メリットですが、結婚相手やその家族、友人などがより健康に幸せになるためにこのお金を使ってみたらどうでしょうか。それができればあなたの人生は成功したようなものです。
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オネットは「お見合いおじさん活動」と称し、大宮氏のメルマガ読者同士をつなぐ活動のこと。
Zoom面談で双方合意の上「受けオネット会員」となれば半年間無料で婚活することができます。詳細はこちら(https://omiyatoyo.com/onet)をご確認ください。

<申込方法>
「PE共済会のメルマガを見ました」と明記したうえで、氏名、生年月日、性別、お住まいの地域、家族構成、結婚歴(子どもの有無)、意気込みの7点を書いてお申込みください。
受付URL https://omiyatoyo.com/contact
● 大宮冬洋「婚活入門」のバックナンバー
【 第61号 】婚活でなくても「外」に出ることの効用について
【 第53号 】「恋愛対象ではない」とよく言われます
< 執筆者のご紹介 >
大宮冬洋(おおみやとうよう)
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。
 一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社するがわずか1年で逃げるように退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライターとなる。インタビュー原稿なのに自分も顔を出す「インタビューエッセイ」を得意とする。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。自主企画のフリーペーパー『蒲郡偏愛地図』を年1回発行しつつ、8万人の人口が徐々に減っている黄昏の町での生活を満喫中。
 2019年、東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。現在は、結婚したい独身者をインタビュー記事を介して引き合わせる「オネット(大宮ネットワーク)https://omiyatoyo.com/onet」も推進中。
 著書に、『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)などがある。
ホームページ https://omiyatoyo.com
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「がんばれ! PE(ぺー)助 」
PE共済会では、2022年3月より「結婚祝い金」を拡充しています。40歳未満のご加入者の方がご結婚された場合、「結婚祝い金」がこれまでの10倍に!!(40歳以上の方は、従来通りです。)詳しくはコチラをご確認ください。
漫画<百万 友輝>
次回もお楽しみに!!
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