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メルマガ2023.08.25

■PE共済会 メールマガジン【 第73号 】

< 共済まんが >「がんばれ! PE(ぺー)助 」
今日はこれから出産・子育てを控えたメンバーが集まり、体験者の話を聞くプレパパ・プレママ勉強会。「出産と保険」をテーマに話は始まりますが。。(まんが 百万 友輝)
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暑い日が続いていますね。一日中エアコンの効いた部屋で冷たいものばかり食べている...なんて人はいらっしゃいませんか?冷やしすぎは体内の循環バランスを崩し、不眠や胃腸の働き低下による夏バテを引き起こします。そんなときはぬるめのお湯にゆっくりと浸かり、じっくりと汗を流してみましょう。
日常的に運動するなどの汗をかく習慣のない方は、汗腺機能が低下し、いざ汗をかいた時にミネラル分を含んだベタベタとした臭いの強い汗になってしまいます。
そんなときは、バスタブにコップ1杯の「酢」を入れ入浴するのがおススメです。殺菌効果や発汗を促す作用によって臭いの抑制、肌の保湿にも効果があります。湯上りのにおいが気になる方は、出る時にシャワーで軽く流せばOKです。ぜひお試しください。
さて、今回は婚活がテーマのコラムをお贈りします。婚活伝道師である筆者がライフワークを通じて出会った様々な「結婚生活」とは。ぜひ最後までお楽しみください。
PE共済会 事務局 藤原
大宮冬洋の「婚活入門」
結婚したら一緒に暮らすのが当然?
実際の夫婦のあり方は様々ですし、もっと大事なことがあります。
フリーライター 大宮冬洋
結婚は「人生のオプション」。
2人で話し合って独自の暮らし方を作り出せる時代
 結婚しない生き方を選ぶ人が少なくない時代、結婚や婚活は人生のオプションに過ぎません。でも、様々な結婚カップルを取材している僕は、結婚というのはやたらに面白い仕組みなので一度は経験してもいいと断言できます。赤の他人が家族になり、最大の味方にもなってくれるんですからね。こんなに刺激的で嬉しいことは他になかなかありません。
 もちろん、失うものもあります。自由気ままな独身生活です。結婚生活に馴染んでくると「日中は一人の時間もあるんだし、自由なんてそれほど要らないな」と思ったりもしますが、これから結婚しようとする人は恐れを感じて足踏みをしがちです。また、独身生活が長くなると、自分が住んでいる土地や家に愛着を覚えたり、年老いた親のことが心配になったりします。
 でも、「結婚したら新居を構えて一緒に住まなければならない」という法律はありません。大事なのは、結婚相手と忌憚なく話し合ってどちらも変わっていくこと。世間体とか周囲の意向などは二の次です。自分も相手も唯一無二の存在なのだから、2人でよく考えて作り出す暮らし方も独自のものになるでしょう。
愛知県で家業を継いでいる妻の都合で
生まれ育った東京西部を離れた僕の場合
 東京の西武新宿線とJR中央線沿いで生まれ育った僕の場合は、やはり中央線にある西荻窪駅周辺で通算8年間ほど一人暮らしをしていました。個性的な小さなお店がたくさん集まっている町で、僕のようなフリーランサーも多く、とても居心地が良かったのです。多摩地域にある実家や母校にも電車&徒歩で1時間以内で行けるので、家族や旧友ともすぐに会えます。今から思えば、「離れ」で安心しながらのん気に暮らしている感じでした。
 11年前に結婚してからは愛知県蒲郡市に住んでいます。妻が隣町の西尾市にある家業を継いでいるので「東京には行けない」と結婚前から言われていました。別居婚も考えたのですが、一度は一緒に住んでみようと思い直して東京を離れることに。
 車の運転が苦手な僕が地方都市(しかも車大好きな人が多い土地柄!)に住むのはけっこう大変でした。何よりも、「すぐに会える友だち」が妻しかいなかったのがキツかったです。同じ賃貸マンションに住んでいる若夫婦にゴミ置き場で声をかけたりして、あの手この手でご近所付き合いを深め、今ではお互いの家を行き来できる友だちがけっこういます。町中を歩いていると、高確率で知り合いが運転する車に発見されて「大宮さーん! 乗ってく?」などと声をかけてもらえるぐらいです。まさに「住めば都」ですね。
夫の実家に同居ケース。
一番得をしているのは家事を義母に一任している妻?
 ある夫婦は40代半ばで結婚(どちらも初婚)。旦那さんは都内の便利な場所にある実家でお母さんとの2人暮らしを長く続けていました。自動車整備会社で働いている彼の年収は350万円ほど。寂しがりのところがあるお母さんを一人にしたくない、という気持ちに加え、自分の収入では東京での一人暮らしで趣味の車を持ち続けることは難しい、と思っていました。
 一方の奥さんはIT企業でバリバリ働く正社員。ゴルフや海外旅行を楽しむ独身生活を送っていました。年収は700万円。埼玉県内のマンションで何不自由ない一人暮らしをしつつ、40代になってから人生に変化を求める気持ちが高まっていたと明かします。
 2人が話し合って出した結論は旦那さんの家での同居生活です。家事が得意ではない奥さんは、寂しがり屋だけどさっぱりした性格のお義母さんに洗濯や料理を一任。仕事と旦那さんとのデートに集中できています。生活コストは下がり、都心の職場までの通勤時間も激減。信じられないほど快適な新婚生活を謳歌しているようです。
夫は福岡、妻は熊本。
子どもがいない共働き夫婦が出した結論は別居婚&週末婚
 親との同居とはかけ離れた生活形態をしている夫婦もいます。30代で社内結婚をして、それぞれ同じ会社で働き続けている2人です。夫婦は同じ職場では勤務させないという不文律があるらしく、旦那さんは福岡、奥さんは熊本の拠点で働いています。九州新幹線がある現在は中間地点に住めば通勤可能。会社もそのように配慮してくれたそうです。
 ただし、平日は朝から夕方まで一生懸命に働いている2人。特に奥さんのほうは朝が弱く、できるだけ会社に近いところに住みたいという気持ちがあります。それを知っている旦那さんからは「あなたがどうしても一緒に住みたいというならば僕が熊本に行ってもいいよ」と言ってもらえたそうです。
 子どもがいない彼らが出した結論は週末婚です。それぞれ福岡と熊本で賃貸マンションを借りて住み、平日は仕事にまい進。週末になるとどちらかの町で集合し、長時間の散歩などを一緒に楽しんでいるとのこと。
 実はこの夫婦、中間地点に大きめの部屋を借りて共同生活をしていた時期もあります。しかし、奥さんのほうが通勤が辛くなり、現在のような暮らし方に落ち着いたそうです。お互いに努力をして、一緒に試行錯誤したからこそ、平穏な今があるのだと思います。
新婚当初から東京とサンフランシスコで別居婚!
不妊治療に成功したら同居予定
 さらに長距離の別居婚ケースもあります。あるアラフォー夫婦は奥さんは東京在住ですが、旦那さんの住まいはサンフランシスコです。いわゆる単身赴任ではなく、マッチングアプリで出会ったときから太平洋を挟んでの超遠距離恋愛&結婚を続けており、リアルで一緒に過ごしたのは通算40日間程度。でも、ほぼ毎日ビデオ通話をしているため、夫婦のコミュニケーションの頻度と量は少なくありません。
 この2人にはそれぞれ明確な意思があります。奥さんのほうは「子どもが2人は欲しい」と「いまの勤め先で働き続けたい」。旦那さんのほうは「結婚後もしばらくはアメリカで住み働きたい」です。
 両立させるのはかなり難しいと思いますよね。でも、40年近く生きてきた大人の知恵と財力をなめてはいけません。一時帰国した旦那さんの精子を凍結させ、奥さんは不妊治療中です。1人目を授かることができたら会社に理由を話して、数年間はアメリカで一緒に暮らしながら子育てをする予定。そして、2028年には家族で帰国するという約束もしています。
 奥さんのほうは新卒入社の新興企業にそれなりの貢献をし、社内キャリアを築いてきたという自負があります。だから、妊娠したら上司などの社内人脈に相談し、可能であれば駐在員としてサンフランシスコに行かせてもらえるように交渉するそうです。それが無理で退職することになっても、2028年に帰国したら出戻りで復職させてもらえると見込んでいます。
自分と結婚相手ができるだけ我慢せず、大切な人や仕事、趣味を守ること
 我が家を含めて4夫婦の暮らし方をご紹介しました。夫が妻の実家近くに引っ越して同居婚、妻が夫の実家で同居婚、新幹線で行き来できる範囲での別居婚(週末婚)、オンラインを駆使して日米での別居婚(不妊治療後に同居予定)。夫婦によって様々で、結婚したからといって住み慣れた場所を離れるとは限らないことがわかります。
 共通するのは、夫婦がたまにはケンカしながらも腹を割って話し合っていること。結婚相手は敵などではなく、人生における最大の味方です。自分を大切にすると同時に相手のことも思いやるのは当然で、話し合いと試行錯誤によって2人だけの結論が出るでしょう。
 結果的に地元から引っ越すことになっても、大人2人の力を結集すればたいていの課題は解決可能です。僕の場合は東京で暮らし続ける年老いた両親に会うには東海道新幹線も使って片道3時間ほどかかりますが、そのことを知っている妻が全面的に協力してくれるので、独身時代よりは親孝行ができていると思っています。
 ポイントは「結婚したらこう暮らすのが普通」といった固定概念をいったん脇に置くことです。世間体なんかよりもはるかに大事なのは、自分と相手ができるだけ我慢せず、大切な人や仕事、趣味を守れるかどうかですから。ちょっと珍しい暮らし方をしても、その夫婦が円満であれば、周囲にも必ず良い影響を与えることができます。
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● 大宮冬洋「婚活入門」のバックナンバー
【 第65号 】仕事ではライバルに勝つことも必要。
でも、結婚は「負けるが勝ち」が正解です

【 第61号 】婚活でなくても「外」に出ることの効用について
【 第53号 】「恋愛対象ではない」とよく言われます
< 執筆者のご紹介 >
大宮冬洋(おおみやとうよう)
 1976年埼玉県所沢市生まれ、東京都東村山市育ち。
 一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に入社するがわずか1年で逃げるように退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライターとなる。インタビュー原稿なのに自分も顔を出す「インタビューエッセイ」を得意とする。
 2012年、再婚を機に愛知県蒲郡市に移住。自主企画のフリーペーパー『蒲郡偏愛地図』を年1回発行しつつ、8万人の人口が徐々に減っている黄昏の町での生活を満喫中。
 2019年、東洋経済オンラインアワード2019「ロングランヒット賞」を受賞。現在は、結婚したい独身者をインタビュー記事を介して引き合わせる「オネット(大宮ネットワーク)https://omiyatoyo.com/onet」も推進中。
 著書に、『人は死ぬまで結婚できる~晩婚時代の幸せのつかみ方~』(講談社+α新書)などがある。
ホームページ https://omiyatoyo.com
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いつの世でも子供の誕生は人生における一大イベント。安心して出産の日を迎えるために事前の準備は欠かせません。PE共済会の「入院お見舞金」には、ご加入者さまのご家族も対象となる「入院日額手当て」があります。(別途、ご家族分の月額共済会費は掛かりません。)
さらに、お子様誕生の際には「出産祝い金」もあります。
漫画<百万 友輝>
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